行動語録　その５７２　せっかく未来を描いても

私の最近のコーチング研修の中に「未来を見つめる」という項目がある。
これは５Ｗ２Ｈの質問でクライアントの目指すものをより明確にする、というもの。

これをさらに強化したセミナー「あなたの未来お見せします」というものもあるが、これらをやった後の受講生の顔はとても晴れ晴れしている。
感想を聞いても
「やる気が出てきた」
「なんだか明るくなった」
など、期待が持てるものがおおい。

しかし、人というのはすぐに自分の置かれている環境に戻ってしまう。
受講後、職場や家に帰り現実を見るとさっきまでの高揚感を忘れてしまう。

そして口から出る言葉は
「でもね…」
そうやってさっきまでの気持ちの高まりを否定してしまう。

人は思い描いたとおりの自分になる。
これはここでも何度もお伝えしている。
それをわかっている人ほどこの罠に陥りやすい。

未来を描かなきゃ。
そう力んでしまい、現実に引き戻されて否定する。
この繰り返しだから現実は何も変わることがない。

せっかく自分の思い通りになる未来が待っているのに。
未来を当たり前にしてしまえば、それは当たり前にやってくるのに。

いつまで自分の可能性にフタをしているのですか？
その可能性、信じてみようよ。

行動語録　その５７２
その未来を当たり前に思えば、その未来は間違いなくやってくる