行動語録　その５９２　まっすぐ前を見つめて

チョッと面白い実験をやってみた。

場所は福岡の天神、平日でも人通りの多い街の中。
注意をして歩かないと、すぐに人にぶつかってしまう。
その中を、いかにしてこちらがよけずに歩きとおせるか、という実験。

といっても、ただまっすぐ歩くのではない。
胸を張って、行く方向をしっかりと見つめて、堂々と歩いていく。

以前、私はビジネススタイルでもリュックだった。
このときもそう。

リュックを背負うと、普通ならついつい前かがみになりがち。
だが、私は意識をして堂々と歩いてみた。

で、結果は？
これが面白いことに、こちらが堂々と歩けばモーゼの十戒のごとく前から来る人は私をよけてくれる。

これは何を意味するのか。
人生、どんなことが目の前に降ってきても、それに対して堂々とした態度で事に臨めば、それは勝手に自分を避けてくれるもの。

目の前で起こったことに対して、どうやって避けて通ろうか、なんて考えながら進んでいくと、自分の気力も体力もそちらの方に奪われ疲れてしまうもの。

大丈夫。
真正面にそれが来ても、自分の行く方向をしっかりと見つめて堂々としていればいいんだ。

堂々としていれば、それはいつのまにか向こうからいなくなるのだから。

行動語録　その５９２
まっすぐ前を見つめて堂々と真正面から事に臨めば、邪魔なものは向こうからいなくなる