行動語録　その５９４　目標と行動と結果と

二冊目の本を出版した時のこと。
ホント、疲れる体験をした。

新しい本を持って宮崎の本屋に挨拶回り。
メインは宮崎市内だけれど、途中の街にも下車して、そこの本屋へ。

そのころ私は事情があり車を運転できなかったため、ＪＲと自転車で廻っていた。
この日も折りたたみ自転車を持ち込んで、途中下車しながら炎天下の中を廻ってきた。

帰ってからどのくらいの距離を廻ったのか、地図で調べてみた。
すると出た距離はおよそ４０キロ！

トレーニングなら大した距離ではないが、この日はちゃんとしたビジネスの格好に乗っていたのが折りたたみ自転車。
この距離を廻るには厳しい条件だ。。

ここでふと思った。
営業に行くのに自転車で４０キロ廻ってこい、そう言われたら果たしてここまでできただろうか？

この日は「時間内により多くの書店を廻る」という目標があった。
だから走行距離は気にならなかった。
だからこそ、あの炎天下の中でも廻ることができた。
同じ事をやるにしても、目標をどこに置くのか、それ次第で行動は変化する。

目標が４０キロという距離だったら、成果は全く違っていたはず。
店の数に目標を置いたおかげで１３店という数を廻れた。

目標のおかげで、心地よい疲れを感じることができた一日だった。

行動語録　その５９４
同じ行動でも、目標の立て方一つでやる気と結果が全く異なってくる