行動語録　その６０４　朱に交われば

朱に交われば赤くなる。
思えばそんな人生を送ってきた気がする。

それが悪いわけではない。
問題はその朱色がどんな意味を持っているか、だ。

かつて会社員時代は私も他の社員と同じように、上司や会社の愚痴を言いながら仕事をしていたものだ。
それがあたりまえであり、それがストレス発散であり、それがみんなとの協調であった。
だが、今はその世界から離れてみて、その朱色がとんでもなくくすんでいたことに気づいた。

では今は？

おかげさまで成幸を目指す仲間と交流もでき、周りに感謝しながら向上していくことがあたりまえの世界にいる。
それが今の色であり、そして自分もその色を発信し続けている。

そうか。
ここで気づいた。

前までは周りの色に合わせることが正しい生き方だと思っていた。
しかし、もっと簡単なのは自分からその色を出すこと。

そう、朱に交われば赤くなる、ではなく朱色を出して周り赤くを染める。
この方が生き方としては楽だし、自分の周りに同じ色の仲間も増えていく。

だからこそ自分発信。
何を考え、何を目指し、何に生きるか。

朱に交わるような受け身の生き方ではなく、朱色を発信して仲間を染めていく。
そんな主体性を持った生き方をしていこう。

行動語録　その６０４
朱に交わるより朱に染めていく　そんな主体的な生き方を