行動語録　その６０６　なぁるほど、そう思ったら

なぁるほど。
研修やセミナーなどを受けると、そう思うことが多い。

で、その後は？

かつて、私もいろいろな研修を受けに行ったものだ。
特に会社員時代は、わざわざ自分で見つけたものを会社に申請して、出張旅費や参加費まで出してもらって。

そのときは
「そうか、そうなんだ」
と納得。

そして帰ってきたら、目の前に積んである書類で現実に戻される。
その結果、せっかく学んできたものはそこでお終い。

知識としては頭の中に入っているので、いつかは役に立つときがやってくる。
しかし、それがいつなのかは誰にもわからない。

おいおい、そうじゃないだろう。
せっかく学んだものは、自分から活用しに行かなきゃ。

そこに気づいたのは、自分が研修講師として活動し始めてからだ。
いや、気づいてはいたのだが、実際に行動に移せたのがそこからという気がする。

せっかく活用できる技術や知識を与えても
「いい話を聞けてよかった」
では意味がない。

良いと思ったら即行動。
その結果うまくいくかいかないか、なんてことは問題ではない。

行動したかしなかったか。
そこで始めて、与えてもらった知識の価値がわかるというもの。

さて、得た知識をどこで使おうか。
そう思ったら早速行動開始だ！

行動語録　その６０６
知識を得ることに価値があるのではない　その知識を使うことで始めて価値が生まれる