【ファシリテーション　宮崎　コンサルティング】問題解決の質問は分解してから

【宮崎のファシリテーションコンサルタントがお届けする会議のコツです】

 

会議の場面で何も意見が出てこない。

これは皆さん経験していることでしょう。

 

意見を引き出すコツは前にもご紹介しました、意見が出ない理由は大きく分けて二つ。

①言える雰囲気ではない

②質問の意味が理解できない

 

①についての対応策は前に何度かご紹介しましたが、今回は②について。

会議でよくある質問にこんなのがあります。

「じゃぁ、これについての対策、何か意見のある人」
いきなり会議の本質に迫る質問ですね。

そう言われて答えを思いつく人はなかなかいないはず。

だったらどうするか？

 

問題解決の場合、その問題には「原因」というのがあります。

これが整理されていない段階でいきなり対策を求めてもムダというもの。

まずは「原因を明確にする質問」を投げかけてみることです。

 

しかし、この原因についてもいきなり
「じゃぁ、これが起きた原因について意見のある人」
と質問しても、これをすぐに出せる人もいません。

だからこそ、ひとつひとつ分解してみましょう。

 

「この原因について、人が関わることについて考えてみよう」

「次に設備について」

「作業の流れについて」……

 

このように一つの事柄についていろいろな要素が考えられます。

その一つ一つについて分解して質問を投げかけると、考える方も的を絞れるので考えやすいというもの。

え、そのための要素に何があるかわからない？
だったら、みんなで要素分解のためのブレインストーミングをやってから考えてみるのも手です。

対策についても、要素毎に考えるとイメージしやすいもの。

まずは的を絞って、要素分解してみましょう。
 

 

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