【ファシリテーション　宮崎　コンサルティング】

【宮崎のファシリテーションコンサルタントがお届けする会議のコツです】

 

突然トラブル発生。
その原因を探りいち早く対策を打たないと。
そんなこと、日常でよくあるでしょう。

しかしせっかく対策を行ったにもかかわらず、同じような問題が別の場所でまた発生。
これってどうしてだと思いますか？

実は対策を行ったつもりなのですが、その対策が「真の原因」に対して打たれていないからです。
モグラたたき的に起きた事に対してのみ着目しているからです。

では真の原因を探るにはどうすればよいのか？

ここでよぉく思い出して下さい。
今まで対策を打っていたのは「事実」に対してではなく「解釈」に対して行っていたからではないでしょうか？

「事実」とは１００パーセントの人がそうだと認識できることやもの。
「解釈」とは人によって考えや判断が異なるものやこと。
例えば「手書き伝票の数字を見間違えた」というのがトラブルの原因だったとしましょう。
さて、どんな対策を施しますか？

おそらく「数字をきれいに書きましょう」とか「数字の確認をしましょう」なんてことを思いつくでしょう。
しかしこれは「解釈」に対しての対策なのです。
なぜなら人によってはその数字を見間違えないからです。

ここで着目すべき事実は「伝票が手書きである」ということ。
ここを根本的になんとかしないと、こういった問題は延々と続く事になるのです。

原因は解釈の中にはありません。
すべて事実の中にあります。
まずは起きた事実をしっかりととらえてみましょう。

 

 

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