【ファシリテーション　宮崎　コンサルティング】ファシリテーターの立ち位置

【宮崎のファシリテーションコンサルタントがお届けする会議のコツです】

 

ファシリテーターの役割の一つに、ホワイトボードに記入するというものがあります。

いわゆる書記役です。

このときに、ファシリテーターはどこに立っているのがいいと思いますか？ 

ホワイトボードの正面に立っちゃうと、せっかく書いているものが見えませんよね。

ですから当然、ホワイトボードの横に立つことになります。

では右に立つのがいいのか、左に立つのがいいのか。
そんなのどっちでもいい、と思うかもしれませんが、実はここに大きな要素が隠されているんです。

ほとんどの方が右利きだと思いますので、右利きを例に取りましょう。

当然ペンは右手で持ちますよね。

では向かって左側に立って書く時をイメージしてください。

ほら、何かを書こうとするときに体がホワイトボードを覆ってしまい、見えなくなるでしょう。

しかもあなたは参加者に対して後ろ向きになってしまいます。

参加者は、あなたの体がホワイトボードの前からいなくなるまで、何を書いているのかがわかりません。

これでは不安になってしまいますよね。

では向かって右側に立つとどうでしょうか？
右腕を伸ばして斜めに立つと、参加者を見ながら書けるし、書いた文字もすぐに読むことができます。

これだと参加者も安心します。

立ち位置が右側か左側か。

たったそれだけのことなのですが、参加者に安心を与えるか、不安を与えるかが変わるのです。

ぜひ立ち位置には気をつけてみましょう。
 

 

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