【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】あえて脱線してみる

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議につきもの。

それは「脱線話」です。

このおかげで会議の時間が長引いたり、結論がまとまらなかったりすることもしばしば。

 

しかし場合によってはこの脱線ってのが有効に働くこともあるんです。

それはどんな時だと思いますか？

会議をやっていると、もう一つつきものなのが「アイデアが出なくなる」という状況。

いくら頭をひねっても、これといった良いアイデアが出てこない。

そして沈黙…

 

こういうときには参加者の視点をはずしてあげることが大事です。

そして何より、ファシリテーターの視点を変えることも必要。

その視点をはずすのに役にたつのが「脱線話」なのです。

話の内容はどんなものでもＯＫ。

できれば会議の本題から離れている方がいいですね。

例えばこんな感じで。

 

「ところで、昨日のプロ野球の試合、ごらんになりました？」

ってな感じでまったく違う話に振ってみるんです。

もちろん共通性のある誰でも知っているような話題がいいですね。

そしてしばらく雑談をさせるといいです。

その間にファシリテーターであるあなたがやるべき事。

それは本題に関して別の視点となる質問を探してみることです。

ひょっとしたら脱線話の中にそのヒントがあるかも。

脱線話は長くても５分程度で収めましょう。

そしてそろそろいいかなと思った頃合いに

「じゃぁそろそろ本題に戻りましょうか。

さっきのこの問題ですが、今度はこんな方向から考えてみましょう」

 

と提案。

 

あとは場の力に任せてみましょう。

きっといいアイデアが出てきますよ。
 

 

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