【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】資料は斜め読みを

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

ファシリテーターとして会議を取り仕切る場合、多くの人が勘違いをしていることがあります。

会議を仕切る人だから、そこで扱う内容を一から十までしっかりと把握しておかなければならない。

きっとあなたはそう思っていることでしょう。

そのおかげで、会議前日や直前は膨大な資料に目を通す。

その作業が大変で、もうファシリテーターはやりたくない。

そんな思いをしていませんか？

実はこれが大きな勘違い。

確かに会議を行う際は、そこで何が行われているのかを把握する必要はあります。

が、すべてを事細かく把握するなんてことはいらないのです。

それはどうしてか？

 

だって、ファシリテーターのあなたがその答えを出すわけではないのですから。

答えを出すのはあくまでも参加者。

ファシリテーターはその答えを引き出すお手伝いをするだけでいいんですよ。

よく、木を見て森を見ず、森を見て木を見ず、なんて言います。

が、ファシリテーターは森を見ておけば大丈夫。

細かな一本一本の木は、会議の参加者に「見せてあげる」ことがあなたの役目なのです。

私は会議を依頼されたときに、その資料は斜め読みだけをしています。

むしろ大事なのは、担当者との打ち合わせ。

資料には書かれていないことを聞き出し、さらに会議の目的と目標を明確にする。

そちらの方に時間をかけています。

それに、あまりにも細かに資料に目を通しすぎると、ファシリテーターという立場を忘れて、一参加者になりがちです。
まずは自分の立場から、何を見るのかを考えましょう。
 

 

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