【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】意見を聞かない

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

今回はファシリテーターとしてはちょっと変わった考え方を披露します。

それが「意見を聞かない」というもの。

えっ、ファシリテーターが参加者の意見を聞かなかったら、会議は前に進まないんじゃないでしょうか？

いえいえ、実はここにファシリテーターとしての真髄があるんです。

ファシリテーターの立ち位置は「中立」。

つまり、誰かの意見に肩入れをしたり反発をしたり、なんてことはご法度です。

しかしこの中立というのがどうしてもできないんです。

それは、あなたがファシリテーターとして意見に引きこまれちゃうから。

だからつい一緒になって考え込んでしまうのです。

しかし有能なファシリテーターは意見に引きこまれたりはしません。

見るべきところは「コンテンツ（中身）」ではなく「プロセス（流れ）と状況」なのです。

今、その場で何が行われているのか、ここに意識を集中しましょう。

あ、この人はちょっと怒っているな。

さて、どうしてだろうか。

その状況をみんなに聞いてみよう。

そういったことを察知し、場に振るのです。

ファシリテーターが判断をしてはいけません。

ファシリテーターはあくまでも場の促進を補助する役目でしかないのですから。

だから意見は「聞くふり」をしてください。

ホワイトボードにそれを記載したら、そのあとは忘れていいんです。

と、ちょっと理想的な姿をご紹介しましたが、実際にはなかなかそうはいきません。

しかし、ファシリテーターが中立であり続けるコツはここにあるのですよ。
 

 

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