正しくフィードバックする【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

フィードバックというのをご存じですか？

これは元々技術用語で、コンピュータで自動運転をさせるときに行う制御技術のことなのです。

例えば飛行機の自動操縦。機体が右に傾いたら、右に傾いたぞという信号を制御装置に送ります。

すると制御装置が「左に傾きを戻せ」という信号を送るのです。

このようにして現状を正確に伝え、それを正すための信号を送るのがフィードバックです。

そしてこれは人の行動を正すときにも使えます。

今、目の前にいる人が間違った行動を起こしている。

それを正すときにフィードバックを行います。

 

が、このときに
「あなた、それは間違っているよ」
ではフィードバックになりません。

 

フィードバックはあくまでも「現状を伝える」だけにとどまります。

そして、その現状を受けてどのような行動を起こせば良いのかは、相手に任されるのです。

こちらが行うのは、現状を伝えて気付きを引き出す。

これだけです。

そのためには正しいフィードバックを行う必要があります。そのための四原則があります。

・客観的に詳細に伝える
・事実を正直に伝える
・Ｉ（アイ）メッセージを使う

・相手の成長を願う

 

この四原則を行うことがフィードバックのコツです。

これらを使わなければ、ただの注意や指摘、ヘタをすると指示や命令になってしまいます。

次回からこの中の３つの原則を一つ一つ詳しく見ていきましょう。
 

 

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