顔色をうかがう【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

ファシリテーターなるもの、参加者の顔色を伺って置かなければいけません。

って、参加者のご機嫌をとるってこと？

いえいえ、そういう意味の顔色をうかがうってことじゃないです。

会議の場面では、発言したいけれど雰囲気でなかなか発言できなかったり、気の弱さで発言を控えたりって人もいるものです。

顔色をうかがうとは、そういう人をいち早く発見し、発言の機会を与えましょう、ということなのです。

「言いたいことがあれば言えばいいじゃないか」

と思う人もいるかもしれませんが。世の中の人はみんな意外にも控えめですから。

あえて場の空気を壊さないようにするために、言いたいことを控えている人もいます。

しかし、目は口ほどにモノを言う。

誰かさんの意見に不満を持ったり、そこに対して一言言いたかったりした時には表情が変化するものです。

特に目が何かを訴えています。

ファシリテーターはそういう人をいち早く察知し、ぜひそういった人に焦点を当ててあげることも必要なのです。

実際に使命をされると、これまた意外にも人は発言をし始めます。

でも、ここまでお膳立てしてもなかなかモノが言えない。

そういう人も中にはいるはず。

そんなときには誰かに代弁してもらいましょう。

ってどうやって？

 

はい、こんな時こそバズセッションを使いましょう。

バズセッションとは周りの人と雑談をしてもらうやり方。

みんなの前では言えなくても、少人数の前だと話はしやすくなります。

そこで出た意見を誰かに代表して言ってもらうのです。

意見を言いたくても言えない。

そんな人にこそファシリテーターはスポットライトを当ててあげないとね。

そうやって全員参加の会議を目指してみましょう。
 

 

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