嵐を起こせ【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議には嵐が必要。

嵐が起きないのであれば、ファシリテーターが嵐を起こせ。

ってどういうことなんでしょうね？

 

嵐と聞くと、あまりよい印象はないかもしれません。

意見が対立して、紛糾して、半ばケンカ腰になってしまう。

そんなイメージを持つかもしれませんね。

 

しかし嵐はそんなに怖いものじゃありません。

むしろファシリテーターとしては喜ぶべきものなのです。

嵐が起きないとどうなるのか？

見た目は平穏無事に、シャンシャンで結論がでてめでたしめでたし。

そんな感じを受けますが。

実はこれはとても恐ろしいのです。

 

嵐というのは言い換えると、たくさんの視点が集まる場でもあります。

一つのものに対しての多角的なものの見方、解釈のあり方が出てくるのですから。

そこから新たなものが生まれる可能性を秘めているのです。

逆に嵐がないとどうなるのか？

一つの見方、考え方でものごとが進んでしまう。

すると、他の面白いアイデアや突拍子もない意見も出ない。

結果的には平凡な結論で終わってしまう。

 

これだと、その結論のまま行動に移すことで思わぬ落とし穴にはまったりすることがあるのです。

だからこそ、それを未然に防ぐためにも、最初からたくさんの視点で物事を見て、しっかりと議論を進めておく必要があるのです。

その嵐が起きないようであれば、ファシリテーターがあえて嵐を起こしてみましょう。

 

「本当にこの結論でいいのですか？」
「こんな視点からは考えなくていいのですか？」

 

このあとの嵐を恐れず、正面から立ち向かえるファシリテーターこそ、一流とも言えるでしょう。
 

 

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