話し合いは離しあい【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

話し合いというのは、自分の考えや思いを一つの場に投げ合い、そこから合意形成を生み出して方向性を一つにしていくもの。

と私はお伝えしていますが。

実はまったく真逆とも思える考え方もあるのです。

一体どういうことなのでしょうね？

実は話し合いで出てきた結果というのは、自分が最初に思った通りの結果にならないことも多いもの。

つまり、自分の中にある「執着」を手放さなければならない、ということも多いのです。

もうお気づきだと思います。タイトルにある「離しあい」というのは、自分の中にある執着した考え方や思いを手放す、という意味でもあるのです。

しかしそれは妥協して、仕方なしに手放すものではありません。

ちゃんと納得して手放すこと。

これが大事なんですよ。

今まで思っていたよりも、よりよい答えが見いだせた。

だから安心して今までの執着を手放せる。

そうでなければ話し合いをした意味はありませんからね。

そのためには何が必要なのか？　

それは「話し合いにはしっかりとした、共通した目的を持つこと」なのです。

自分が思っている答えは手放しても。

このしっかりとした共通の目的は絶対に手放してはいけません。

 

目的とは「なんのためにやるのか」という行動理由のことです。

これがあるからこそ、よりよい答えが出てきたら、すっぱりと自分の執着を手放すことができます。

まずはみんなで話し合いの目的をきちんと明確にし、共通認識をもって下さい。
話し合いは離しあい。

ここを肝に銘じて会議に臨んでくださいね。
 

 

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