会議はムダ、なのか？【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

私が自己紹介で「会議の指導をしています」と伝えると、ときどきこんな言葉を耳にします。

「我が社は会議はムダなものだ、と思っていますので、会議はやっていないんですよ」

もし本当に「会議がムダだから会議をやっていない」というのであれば。

私から見ればそれこそ「ムダなこと」をやっていると思います。

そもそも、どうして「会議がムダ」だと思っているのか？　

実は「会議がムダ」ではなく「ムダな会議」をやっているからなのです。

「だって、会議は人が活動する時間を割いて、そこで時間を潰して何かを決めるんだろう。

　だったらトップが決めたことをさっさと伝えて、活動する時間を増やしたほうがいいじゃないか」

そんな声も聞こえてきそうですが。

実はそれこそが「ムダ」を生んでいることに気づいていないんです。

人は「説得」では動きません。

「納得」してこそ初めて自らが行動を起こすのです。

ではトップが決めたことを伝える。

これは「説得」でしょうか、それとも「納得」でしょうか？

全てとは言いませんが、トップの言うことに「納得」して動こう、という気持ちにはなかなかなれません。

それは明らかに「説得」です。

自分の意見や思いを伝えて、その上で決まったことについては「納得」するものです。
納得した行動は早くなり、さらに結果を生みやすくなります。

人を動かすためには、一見するとムダと思える「準備」が必要です。

その準備こそが「会議」なのです。

あとは「ムダな会議」をやめてしまえばいいだけのこと。

さて、あなたはどうしますか？
 

 

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