なぜ？よりも【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議のときに、発言に対しての意図を聞きたいときに、ついこのような質問をしてしまうことがあります。

「なぜそう思ったのですか？」

この質問、一見すると悪くないような気もしますが。発言内容によっては、自分を責めているようにも聞こえます。

例えばこんな場合。

「なるほど、そこで確認を怠ったのですね。

　なぜ確認しなかったのですか？」

こう言われると、出てくるのは「言い訳」になってしまいます。

質問した方としては、別に相手を責めているつもりではなかったのに。

ちゃんとした答えが出てこないのでは、そこから先に進みません。

では、こういった場合どのように質問するとよいのでしょうか？

コーチングでは「何を」や「どのように」といった質問をするとよい、と言われています。

まぁそれでも悪くはないのですが。

こういったときには、ほんのちょっとだけ言葉を変えるだけで、意外にも答えてくれやすくなります。

「なるほど、そこで確認を怠ったのですね。

　なんか理由ってあります？」

尋ねている意味はほとんど変わりません。

ですが、「なぜ」よりも柔らかく感じますよね。

他にも「確認不足って、どうして起きちゃうんでしょうね」というように、特定の人物への問いではなく、全体的なこととして質問をするという方法もあります。

質問の言葉をほんのちょっと変えてみる。

そのためにはファシリテーターとして「語彙力」を増やすことが必要になります。

この場合はどのパターンの言葉を使ってみると効果的なのかを知っておきましょう。
 

 

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