そっくりそのままマネをする【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議の技術、ファシリテーションを指導していると、こんな言葉をよく耳にします。

「お手本があると、それを参考にするんですけど」

 

これはファシリテーションに限らず、物事を覚えるときにはお手本があるととても便利ですよね。

わからないところがあれば、それをマネすればいいのですから。

「守破離」という言葉をご存知でしょうか。

これは茶道や武道などで師弟関係があるときに、弟子が学ぶときの心得です。

 

まず最初は「守」、師匠に言われたとおりの「型」を守る。

次に既存の型を破る。

最後は型から離れて自由に振る舞う。

だからファシリテーションも、まずは自分が師匠と思えるような人のマネをそのままそっくり行うことをおすすめします。

とはいっても、身近にファシリテーションの師匠なんていない、という方がほとんどでしょう。

そうなると頼りになるのは「本」くらいしかありません。

しかし、会議の一連の流れが記載された本というのも見当たらないし、テクニックは書かれていても会議の場面がイメージしにくいでしょう。

やはり、勉強会にマメに足を運んで、この人！という師匠を自分で見つけるしかないかな。

実は私がこの道に入ったのも、まだ会社員だった頃に当時の課長がホワイトボードの前に立ってスラスラと記録を取っていたをマネしたのがきっかけです。

しばらくは課長のマネをして、自らホワイトボードの前に立って記録を取り出し、徐々に進行に対して介入し始めたのです。

そうして気づいたら、いろいろな会議を仕切る役目になっていました。

まずは師匠を見つけてみる。

そしてそのままそっくりマネをする。

これが上達の近道かな。
 

 

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