ホワイトボード対プロジェクタ【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議では基本的に、ホワイトボードに議事を記録してくださいと指導しています。

ところが、ＩＴが進んでいる会社になると、各会議室に常設のプロジェクタや大型モニターを完備しており、パソコンからの画面を随時そこに映し出して会議をする、という会社もあります。

そういった会社を指導すると、よく言われるのがこの言葉。

「うちの会社は、その場でパソコンに議事を記入しています。

　それをプロジェクタで映し出しているんですよ」

 

また、文字情報だけでなく電子ペンを使ってパソコンに手書きをしたものも、議事録として残すというところもあります。

なかなか進んでいるし、確かに後から議事録を作成しなくてもいいので時間短縮にもなりますね。

では、今後はホワイトボードがどんどんパソコンにつながれたプロジェクタに取って代わるのでしょうか？

いくらＩＴ化が進んだ世の中とは言え、私は完全に置き換わることはないと考えています。

その理由は「自由度」にあります。

ホワイトボードは「自由にかけて自由に消せる」という利点があります。

いやいや、パソコンとプロジェクタでもそれはできるじゃないですか。

そう反論されそうですが。

確かにかいたり消したりすることはできます。

が、直感でそれをやるというよりは、ちょっと考えてそれをやらなければいけないのです。

だから、真の自由度というのは得られないかも。

私は「使い分け」が必要かと考えています。

プロジェクタの利点、ホワイトボードの利点をうまく使い分けて、もしくは一緒に使ってみる。

それぞれの欠点をそれぞれの利点がカバーする。

これは人も道具も同じですね。
 

 

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