アメとムチは危険な行為【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

人を動かすテクニックとして、よく言われるやり方に「アメとムチ」というのがあります。

普段はムチで叩くような厳しい要求をするけれど、たまにアメを与えるように相手に優しい言葉をかけてあげたり、ご褒美を与えたり。

それによって相手はこちらの要求どおりにまた動くようになる、というものです。

実はこれ、洗脳テクニックのひとつなのです。

これによって相手は「アメ」を欲しがるようになり、こちらの言う通りに動いてしまいます。

すでにおわかりだと思いますが、これは実は非常に危険な行為です。

それで人を動かそうとすると…
そのしっぺ返しは必ずあなたにきてしまいます。

 

まず、アメとなるご褒美は、定期的に常に与えなければいけなくなります。

さらに、そのご褒美のレベルは下げることができません。

下げてしまうと、相手の不満を吹き出させることになります。

そして何より、自分があなたに思うように動かされているということに気づいてしまったら。

間違いなく「謀反」が起こります。

実際にこういったやり方で仕事を社員に強要して、その結果訴えられたという社長もいます。

実は、本能寺の変で謀反を起こした明智光秀も、織田信長からアメとムチで動かされていたから、あのような行動に出たとも考えられます。

人を動かすには、本来は相手に気持ちよく、自発的にやる気を起こしてもらうのが一番です。

たまにご褒美を与える「アメとムチ」のやり方では、労働の効率も良くなるわけがありません。

ふだんから相手のことを認めて、しっかりと自分からやる気を起こしてもらうように心がけましょう。
 

 

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