会議は会話ではなく対話を【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議ではいろんな意見を出してもらいます。

しかしここで注意があります。

会議の場は「会話」にしないようにしてください。

やっていただくのは「対話」です。

「会話」と「対話」、何が違うのか？
「会話」は意味のないおしゃべりです。

そこには大して目的というのが存在しません。

「対話」はお互いの考えや価値観を理解するために、本音で思いを伝え合うことです。

そこにはきちんとした目的があります。

当然ながら、会議には目的が存在します。

その目的に沿ってお互いの意見を出し合い、よりよい結論を導き出し合意を形成するのが会議です。

これを忘れてしまうと、単に自分が言いたいことを言うだけになり、気がついたらぜんぜん違う話題で盛り上がっていた、なんてこともあります。

これは大きな時間の無駄です。

これは女性ばかりが集まった会議で起きがちなことなのですが、つい「会話」に夢中になり、会議そのものの目的を忘れて時間を潰してしまった、なんてことも起きがちになります。

だからこそ、ファシリテーターはきちんと目的を明確にし、「会話」になりそうなときには「対話」に引き戻して、場の舵取りを行うことを意識しましょう。

「会話」ではなく「対話」にするコツとして、議論をホワイトボードなどにきちんと書くことをおすすめします。

そうすることで、何が無駄な「会話」で、何が必要な「対話」になっているかが目で確認できます。

普段の生活では「会話」は大切なことです。

しかし、会議の場で必要なのは「対話」です。

ここを意識して、意見をしっかりと出し合ってみましょう。
 

 

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