何かを『止める』計画を立てる【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

多くの会議の場合、結論として何かを『始める』計画を立てることが多いでしょう。

新しい営業活動、新商品の開発、問題解決のための行動などなど、結論ではアクティブなイメージがつきまとうものです。

しかし、中には何かを「止める」という結論に至る場合もあります。

実は、このほうが行動を促すのが難しいところがあるのです。

どうして難しいのか？

人は今までやってきたことに対して、ほとんど惰性で、意識をせずに行動してきたところが多いからです。

「どうしてそれをやっていたのですか？」
「だって、今までずっとやってたから」

 

こんな答え、意外にも多いものです。

しかし、その行動の中でも無駄なものは止めるという決断も必要になります。

では、どうすれば行動を止める計画をうまく立てることができるでしょうか？
それには必ず「なぜそれを止めるのか？」という理由、つまり「目的」が必要になります。

ここさえみんなが納得してくれれば、行動は自ずと止まります。

多くの場合、止めることに反対されるのは、この目的が不明確だったり、納得いかない利己的な理由だったりするからなのです。
行動には必ず目的が必要になります。

ですから、目的ありきで行動の計画を立てること、これを忘れないでください。

さらに、行動を止めないとこのままではどうなってしまうのか、その将来の姿を予測して提示するのも効果的です。

これが行動を止める計画を立てる秘訣ですよ。
 

 

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