悪口は誰に言っているの？【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

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悪口。

これを言われて気分が良くなる人はいないでしょう。

悪口を言われたら気分は悪くなり、言った相手に対して憎悪の感情が芽生えることもあります。

ところでその悪口、誰に言っているのでしょうか？
もちろん、目の前の相手でしょう。

そう思いがちですが、実は違うのです。

どう違うのでしょうか？

そのためには、まずは「脳」の仕組みについて理解する必要があります。

私達の脳はとても優れていますが、実は脳は「主語」を理解できないのです。

主語を理解できない、つまり「誰が」という点が曖昧になってしまうということです。

ということは、目の前の人に対して悪口を言っているつもりでも、その悪口は自分に対して言っていることと同じになります。

その結果、悪口を言うことで自分も気分が悪くなるのです。

それが積み重なると、ストレスが徐々に蓄積されてしまいます。

そのストレスを晴らそうとして誰かの悪口を言うと、さらに気分が悪くなりストレスが溜まっていくという悪循環になるのです。

じゃぁ、その悪循環を断つにはどうすればいいのか？

簡単なことです。

人はほめられると気分が良くなります。

人をほめるということは、脳は主語を理解しないので自分をほめたことと同じになります。

その結果、自分も気分が良くなるということなのです。

人をほめると気分が良くなり、さらに人をほめたくなる。

良い循環が始まります。

さて、あなたは「人に悪口を言う」のと「人をほめる」のどちらを選択しますか？
もちろん、おわかりですよね？
 

 

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