行動語録 その30 波長の合わない人とは?
2023/09/30
こんな経験ないですか?
最初に会ったときに
「なんかちょっと違う感じがするけれど、この人についていくと得するかもしれないから、おつきあいしてみるか」
「最初は波長が合う人かと思っていたけれど、つきあっていくウチになんとなく違和感を感じるんだよな」
ってこと。
最初から違和感があったり、途中でなんとなく違う気がしたり。
でもおつきあいは辞められない。
これは明らかに、あなたと「波長」が合っていないんですよね。
これを無理に続けるとどうなるか?
はい、疲れるだけです。
しかし、自分はこの人のようになりたい、成長したいと思ったら、その人に合わせるべきでは?
そういう考え方もありますよね。
それはある意味正解。
しかしある意味間違い。
正解なのは「自分が成長したい」という部分。
間違いなのは「その人に合わせる」という部分。
前回お伝えしたとおり、無理矢理相手の周波数に合わせちゃうとロスが大きくなるだけなんです。
だったらどうするの?
もっともっと自分の周波数を絞り込んでガンガン出力して欲しいんです。
相手に負けないくらいにね。
なにもケンカをしなさい、というワケじゃないんです。
自分らしさを押し通す、これをやって欲しいんですよ。
そうするとどうなるか?
ここでまたちょっと電波のお勉強。
Aという周波数とBという周波数があるとします。
これがお互いに影響するほど強くて、その発信源が近づくとどうなるか?
実はAとBの間に「高調波」という第三の電波が発生しちゃうんです。
そしてその高調波はF=(A+B)/2の周波数をピークに、FからF/2、F/4、F/8・・・というところにも二次的な電波を発生させちゃうんです。
電波を発生する製品(普通の家電品も微量ながら電波を発生しています)にこういったノイズがのって、もともとの性能に影響しちゃうこともあるんですよ。
病院では携帯禁止なのは、こういった高調波が医療機器の性能に影響を及ぼすからなんです。
さて、電波のお勉強はこのくらいにして。これが人間関係とどうつながりがあるのか?
これ、人間関係も同じ事。
「自分」という強い波を出している人同士がいると、かならず「衝突」が起きます。
これが先ほどの「高調波」なんです。
でも待てよ。
さっき「相手に負けないくらい、もっと自分を出せ」って言ったよね。
ということは「衝突を起こしなさい」ということ?
いえいえ、確かに影響の強いもの同士の間には、第三の波が発生します。
でも、これは言い換えれば二人の間から生まれた新しいものでしょ。
これがなんなのかに注目してもらいたいんです。
何も衝突するものばかりが発生しているワケじゃありません。
お互いが受け入れられる、共通のものも発生しているはず。
これに目を向けて欲しいんですよ。
お互いこの共通項に目を向け出すと、今度はその波に同調した人が寄ってきますよ。
ほら、これで新しいコミュニティーが形成されちゃう。
「相手の周波数に合わせちゃおう」とすると疲れるだけ。
むしろ「自分」という周波数を出すことで新しいものが生み出せれば、その方が生産的だと思いませんか?
あ、ここで注意。
「自分」という周波数を出す、というのは「わがままを通す」ということと違いますからね。
「わがまま」というエゴで発生した周波数同志がぶつかると、タダのノイズ、つまり衝突が起きるだけ。
自分から出すのは、あくまでも「自分らしさ」という周波数ですよ。
ま、結論を言うと、どんな場合でも「自分」という周波数をさらに絞り込んで、ガンガン出力すること。
これが行動の秘訣ですね。
行動語録 その30
波長の合わない相手に対しても自分の波長で対応すると、共通項になる第三の波が発生し、行動しやすくなる
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