行動語録　その９５　頭の中のデフラグを

以前、出かける前に自作のＣＤの中身を確認しようと愛機のパソコンを立ち上げる。
モバイルなんだけど、この日は家に置いていくことにしていたんです。

ＪＲの時間が気になるなぁ。
ま、ちょっと中身を確認するだけだから・・・まだ立ち上がらない・・・おい、まだかよっ！
次第に時計をにらんでイライラ。

見慣れた画面になっても、まだハードディスクがカリカリなってる。
ＣＤを差し込んでエクスプローラーをクリックしても、まだ始まらない・・・まだかよぉ！

やべっ、もう出て行かないとＪＲにのりおくれちゃうぅ〜。
ちなみに宮崎は田舎なもので、一時間に一本しかないんですよぉ。

で、結局はタイムオーバー。
カリカリなっているハードディスクを尻目に、ＣＤの確認をできないまま出発。
帰ってきて、ひょっとしたら・・・と思いパソコンを確認。
う、や、やっぱり・・・

なんとハードディスクの断片化率が５０％近いわ・・・
この間ＣＤを作ったときに、割と大きなファイルを作ったり消したりの繰り返し。
これがハードディスクの断片化を促したみたいですね。

ハードディスクが断片化すると、ハードディスクからファイルを読み込む時間がかかっちゃうんですよ。
これが原因のよう。
当然ながらすぐにデフラグ開始！

あ、ちなみに「デフラグ」とは断片化したハードディスクを連続するように並べ直すこと。
デフラグ後は今までのようにスムーズに立ち上がるようになりました。
めでたしめでたし。
で終わっちゃ意味がないよね。

このときに思ったんですよ。
人間の頭の中もハードディスクと同じじゃないかな。
ちょっと大きなことに取り組んだり考えたりすると、頭の中がぐちゃぐちゃになっちゃうことがあるでしょ。
何がなんだかわかんなくなっちゃう。

これ、ハードディスクにたとえると、頭の中が思いっきり断片化しているんじゃないかな。
頭の中にはしっかりと記憶されているいろんな情報をつなぎ合わせるのにむちゃくちゃ時間かかっちゃう。
こんなときはしっかりと頭の中をデフラグしなきゃ。

どうやって？
一番いいのは「リラックスする」ことじゃないかな。
リラックスすることで、バラバラだった記憶の因子が整理されていくような気がしますよね。
でもこれって時間がかかりそう。

そういうときにこそ「人に話す」ってことをやって欲しいです。
頭の中にあるものを一度アウトプットするんです。
アウトプットすることによって、徐々に整理されていきますよ。

そしてもっといいのが「コーチを使う」ってこと。
これはアウトプット効果に加えて、頭の中を整理してくれるように質問を投げかけてくれます。
この効果はコーチングを経験した人じゃないとわからないよね。

ま、いずれにせよ定期的に「頭の中のデフラグ」が必要な現代社会ですから。
ちょっとそこを意識してみると、その後の考えや行動がスムーズに進むようになりますよ。

行動語録　その９５
定期的に頭の中を整理することで、その後の思考や行動がスムーズに進む