行動語録　その１３４　一点集中！

以前、一冊目の本を出したときのこと。

数日間は、本を片手に書店周りです。
知名度なんてゼロに等しいから、どうやって書店の棚に目立つように並べてもらうか、これを画策しております。

 

といっても、本屋に行って
「地元の人間が書いたので、こちらの本屋でもぜひ大きく取り上げてください」
と店長にお願いするだけ。

ものの１〜２分で用件は終わっちゃいます。

 

でもこれで突っ走ることが自分の仕事。
これに集中しました。

 

え、他に仕事はしなくていいの？

ちゃんと既存のクライアントさんに向けてのお仕事はすすめていますよ。
それに、メルマガやコラムも。

しかし、それ以外の新規開拓なんかはストップ。

とにかく本に集中です。

今は針の先でいかにして穴をあけるか。
これをイメージ中。

 

本が一・二冊売れたところで、大した影響はでません。
が、宮崎県下の書店でコンスタントに一・二冊売れれば、それはそれで相当な数に。

ここから県内の仕事へつながる可能性だって秘めています。

 

そう、仕事を得るための自動販売機を今作り上げようとしているんですよ。

世の中そんなに甘くない。
っていわれそうですが、この本というツールを活用しない手はないですよね。
このときはこれに賭けました。

一点集中です。

 

この針の穴が、幸せの堤防を決壊させ、雪崩のごとく自分に幸せをもたらす。
これを毎日イメージ中。

そのためにも、本気で集中しないとね。

 

これを片手間でやっていたら、片手間の分しかはいるものがないでしょう。
本気で取り組むからこそ、本気の分だけ得るものがある。

 

これは、ある経営者から聴いた話。

その人は事業を始めたときに三つの柱を立てて事業を行ったそうです。
が、どれも泣かず飛ばずで、なんとか食べてはいける程度。
発展が見られなかったとか。

 

しかし、その中の一つの分野に集中し、他を一旦やめたそうです。
しかも、選択した分野も他と差別化するために、さらに絞り込みを。

その絞り込んだ分野は、他の同業他社が行っていない、または片手間でやっていたものだったため、お客さんが次第に寄ってきたとか。

今は絞り込んだおかげで、逆に事業の広がりを見せています。

一点集中ですね。

 

私も、事業としてはファシリテーションに集中しようとしています。
そしてその売り込みも、今は本を起点としたものに集中をしているところ。

これがどう展開するかは、神のみぞ知る領域です。

 

しかし、勝算のない計画は立てませんよ。
すでに先人がこれで成功しているからこそ、やれるんですね。

行動語録　その１３４

行動を一点集中すると、結果は逆に広がりを見せる