行動語録　その１７２　今を楽しむには

以前、とってもいい経験をしてきました。
知り合いのところに昼過ぎにいったら
「今からお昼なんですよぉ〜いっしょにどうですか？」
ということ。

で、メニューは・・・
なんと野草の天ぷら。
味わいがあって、なんともおいしかったこと！
野菜の素材の味が、口の中でしっかりとひろがりました。

うん、この瞬間を楽しむってこんなことなんだね。
そんな贅沢なひとときを過ごすことができたんです。

そして、「この瞬間を楽しむ」にもコツがあるっていうことをひとつつかみましたよ。
まずは「先を見すぎないこと」
今、口の中にある食べ物を味わうこともなく「次はどれを食べようか…」と物色。
これだと、意識は違うところにありますからね。
今を楽しむなんてこと、できませんよね。

かといって「今に意識を集中しすぎる」のもだめ。
確かに、今口の中にある食材は今しか楽しめない。
それをしっかりと楽しむことはとても大事。
が、ここに集中しすぎると「もったいない」が始まっちゃうんですね。
そうなると、心から楽しむことができなくなっちゃう。

ある方のブログ【波は波であって海そのものではない】のことば。
なくなってしまう「波」に気をとられると今を楽しむことができなくなりますよね。
そうなると、なくなることに意識をとられ「感謝」の気持ちがなくなっちゃいます。

野草の天ぷらも同じ。
「あぁ、ここで食べてしまってはもったいない」
と思うと、食材そのものに対して、そしてその食材を生み出してくれた農家の方や大地そのものに「感謝」の気持ちがなくなっちゃう。

今を楽しむには、「感謝」の気持ちがとっても大事じゃないかな。
それがあると、今そのものを自然に楽しむことができちゃう。

今を楽しむには、それを生み出してくれた大地、自然、人、環境、すべてのものに「感謝」を忘れないこと。
それができれば、きっとあなたも何かを感じることができますよ。

行動語録　その１７２
感謝の心を忘れなければ、今そのものを楽しむことができる