行動語録　その３１６　人生という名の山歩きのコツ

最初に思ったことと、いざ行動してみて感じることと異なることが多い。
最初は「こんな行動すると、きっとこうなるだろうな」と、ちょっと大きな理想を掲げたりもする。
私の場合、今の事業がそうだった。

ま、最初に考えていたことが甘かったと言えばそれまでだが、あのころは
「よし、これでいくぞ。これをやるんだ！」
と意欲に燃えていた。

が、実際に動いてみると、なかなか思ったようにお客さんはつかないし売り上げも伸びない。
これはどうしたことか？

これは足元を見ずに山歩きをしようとしていたからなのだ。
山歩きをしようと思ったときに、目は頂上しか見えていない。
が、実際に歩いてみるとその道は予想以上にがたがたで、途中乗り越えなければいけない崖もある。
小川を横切るときにぬれてしまうことだって。
歩いてみると、想像以上に険しいことがわかるのだ。

しかし、目はいつも頂上を見ている。
だからこうやって予想以上に時間がかかっても歩き続ける。

頂上ばかり見ていてもダメ。
でも足下ばかりに気を取られると、疲れから挫折することもある。

いかにして両方に目を向けて進んでいくか。
そのコツは進んでみないとわからないものだ。
だから、行動あるのみ！

行動語録　その３１６
頂上も見る、足元も見る　そのバランスを取りながら前に進むべし