行動語録　その４０２　所有する喜び

人は黙っていても食事をするし、睡眠もとる。
朝になれば起きるし、トイレにも行く。

これらの行為は、何も考えずに行える。
だが、それ以外の行動となるとどうしても躊躇してしまうものがある。

先に挙げた行動は、人間の本能から来る欲求であるため、何も考えずに行うことができる。
それをガマンすることの方が難しいという行動だ。

その他に、人間は快楽を求める行動ならば自然と足を動かすことが多い。
人はどうやっても楽な方を選んでしまうものだ。

しかし、あなたが今から何かをやろうと思ったら、それは快楽とは逆方向の道を歩くことになるだろう。
決して楽とは言えない道を歩くのだ。

あなたが欲しいと思っているもの全てが楽に手に入ったら。
そんなことを思ったことはないだろうか。
お金だってなんだって、寝ていて手にはいるのであればみんなそうするだろう。

だが、そうなるとあなたは大事なものを一つ失うことになる。
それは所有する喜び。

簡単に手に入れてしまうと、それがあたりまえになり何を手に入れても楽しむことはできない。
体を動かし、苦労して手に入れたからこそ、その価値が高まるというもの。

所有する喜び。

これは神様がくれた最大の宝物とも言えるだろう。

行動語録　その４０２
行動して手に入れることができる　だからこそ所有する喜びがある