行動語録　その４６１　本を読みあさっているあなたへ

今まで私は多くの本を読んできた。
コーチとして独立してからもそうだが、独立する前にもたくさんの本を読んだ。
本を読んで知識だけはあった。
特に潜在意識を活用した成功法則の本は、数限りなく読んだと思う。

人にこの分野の話を伝えるときには、得意げになって語っていた。
そう、本に書かれている言葉を組み合わせて、さも自分の言葉のように。

だが、今思えばそれは相手には届いていなかったと思う。
なぜなら、自分は学者だから。

こう言うと学者の方が反発するかもしれないが、私はそのときに「実践者」ではなかったのだ。
いや、自分では実践していたつもりになっていた。
が、つもりでしかなかったため、なんの成果も得られていなかった。

本を読んで、知識だけを埋め、満足感に浸り、そして次の本を読む。
これだけで終わり。

そして口からは
「どうして成功しないのだろう？」

そんなの当たり前。
だって、行動を起こしていないのだから。

成功は突然降ってはこない。
しっかりとした行動を積み重ねて、初めてそれはやってくる。

本を読むことが悪いといっているのではない。
本を読んだら、そこに書かれていることを実行しないとなんの意味もない。
いつまでそのままでいるのですか？

行動語録　その４６１
頭でっかちの学者になるな　常に足を動かす実践者になれ