行動語録　その４６８　チームの色を作り出すために

以前、人財育成の講演を実践経営者から聴いて、チームで行うことに対して学んだことがある。
その経営者は、バブルの頃の実績を自分の実力と勘違いして、あの頃よく見られる社長と同じように平日ゴルフに行ったり、自分で自分を接待したりという日々が続いたそうだ。

だが、バブル崩壊時に自分の社員を見て
「なんだ、この雰囲気は」
と唖然としたとか。

あいさつはしない、遅刻や早退はあたりまえ、お客様への態度もなっていない。

しかし、それについて社員を責めるわけにはいかないことに気づいた。
なぜなら、その姿は自分が今までやってきたことをそのまま反映しているのだから。

ここで私は気づいた。
チームを組んで一緒にやっていこうと思ってもうまくいかないときがある。
メンバーがなかなか動かなかったり、常識はずれな事をやったり。
これは自分自身を映し出しているに過ぎないのだ。

逆に自分が成果を生み出そうとして行動すれば、チームも同じように行動する。

そうはいってもチームの全員がそうなるわけではないことも講演で語っていた。
事実、その会社では勉強会を始めたところ半分の社員が去っていったとか。

だがそれでいい。
それがチームカラーを強くする秘訣でもあるのだ。

行動語録　その４６８
チームの色は自分が決めている　だからまず自分が行動