行動語録　その４８１　行動の足取りを軽くする　

今回の自然の法則は「空気をあたためると軽くなる」。

熱気球はどうして上昇するのか。
これは気球の中に貯められた空気があたたかくなり、周りの空気よりも軽くなって上昇していく。

これは人の心も同じ事。
自分の足取りを軽くしたければ、まずは心をあたためることだ。
あたたかい心で物事に取り組めば、妙に足取りも軽やかに動くことができる。

逆に心が沈んで、今ひとつ暗く冷たい気分の時は、何をするにしても足取りが重くなり行動が鈍くなる。

これは何も自分だけのことではない。
目の前にいる相手も同じ。

その相手を行動的にしたければ、まずは相手の心をあたためること。
ではどうやって？

ここで登場するのが「ほめる」や「認める」といった言葉。
ほめ言葉は熱気球のバーナーの役目をする。
バーナーが空気をあたためるのと同じように、ほめ言葉や認める言葉は心を徐々にあたたかくしていく。

あなただって経験あるだろう。
周りから認められて、「よし、次もがんばるぞ」と気合いを込めて事に望んだことが。

指示や命令は心を冷たくし、足取りを重くしてしまう。
逆にほめ言葉は心をあたため、足取りを軽やかにする。

あなたはこの自然の法則に逆らいますか、それとも従いますか。

行動語録　その４８１
＜熱気球の法則＞
ほめ言葉で心をあたたかくすれば、行動の足取りも軽くなる