行動語録　その５１７　あなたの心はどこにいる

人は批判されたり攻撃されたりすると、どうしてもそちらの方に心を奪われてしまう。
これは仕方のないことだ。

だが、その心を翌日まで奪われてしまうと、あなたの行動はどうしても鈍くなってしまう。
本来のあなたを発揮できなくなる
そんな経験、一度や二度ではないはずだ。

私の尊敬し、目標となっている偉大なる作家オグ・マンディーノは「言葉の魔術師」のなかでこう語っている。
心の中に隔壁を作れ、と。
大きな船はその中に隔壁があり、どこか一カ所から浸水しても隔壁ですぐにシャットアウトするため船全体が浸水することはないそうだ。

心も同じように、一日一日に隔壁をつくることで、その日一日受けたダメージを次の日に持ち越さないようにしなさい、というのがその意味である。

最初は今ひとつピンとこなかったが、自分もちょっとした批判を受けてその意味がよくわかった。
批判を受けたのは事実。
でもその気持ちはその日で終わり。
翌日は別の自分がやれることにチャレンジするのだから、そちらに意識を集中し、前日の批判されたときの気持ちは隔壁でシャットアウト。

それにより私は行動を笑顔で行うことができた。

心に隔壁をつくり、意識を「今日の私」に集中だ。

行動語録　その５１７
昨日できなかったことよりも今日やることに意識を向けよ