行動語録　その５３７　あきらめるな、ぜったいにあきらめるな

「あきらめるな、あきらめるな、ぜったい、ぜったい、あきらめるな」
これは私の尊敬する小説家、オグ・マンディーノの「十二番目の天使」の中で、主人公の少年が口ぐせのように言っているセリフ。

人はあきらめてしまったらそこで終わり。
常に前進していくことが大事なことである。

なのに、人はすぐに何かをあきらめてしまう。
続けてさえいれば、そこにはいつかたどり着くはずなのに。

そこにたどり着くのがいつなのか、それは誰にもわからない。
ちょっと先の角を曲がりさえすれば、そこにつくかもしれない。
まだまだ迷路のように、いくつもの曲がり角を曲がらないといけないかもしれない。
だが、行動し続けさえすれば、そこには間違いなくたどり着く。

前にもお伝えしたことがあるが、昔１６０キロの自転車のレースに出たことがある。
向かい風が強くて、しかも坂道で、思うように前に進まない。
何度足をついてやめてしまおうかと思ったことか。

でもここで考えた。
軽いギヤでいい。
とにかく足をこぎ続けるんだ。
こぎ続ければ、時間がかかってもゴールには間違いなくたどり着く。

考える意識も薄れる中、このことだけを思ってペダルを踏んだ。
あきらめるな、ぜったいに。
ゴールは目の前だ。

行動語録　その５３７
あきらめるな　そこには間違いなくたどり着く