行動語録　その６０１　偶然の出来事と意志の力と

世の中には偶然はない。
すべて必要だから起きたこと。

このようなたぐいの言葉をあなたも聞いたことがあるだろう。
どんな出来事にも何かの意味がある。
そう考えると、一見すると悪い出来事でも意味深く考えることができる。

何が人生を左右するかはわからない。
ほんのちょっとした出会いが、自分の人生を決めることだってある。

私がそうだった。

会社勤めしていたときに参加したある交流会で「コーチ」と名乗る男性と出会わなければ、私の今はなかった。
もっとさかのぼれば、交流会のあったこの日に出張がなければ、そこに出向くことすらなかった。
さらにさかのぼれば、その出張に行くためのメーカーさんとの出会いがなければ。
さらにさかのぼれば…。

つまり、今の自分はこういった過去の出来事がうまく組み合わさってできあがっているのだ。
これを紐解いていくと、ひょっとしたら昨日の夕飯に食べた食事が、あなたの一生を左右する要素になっていたかもしれない。
そこに明確な「意志」が働くからこそ、その出来事に意味が生じてくる。

あの頃の私の意志は「独立したい」。
それがあったからこそ、偶然と呼ばれるものが重なり今に至るのだ。

さて、あなたはどんな意志の力を働かせますか？

行動語録　その６０１
どんな出来事も、意志の力を働かせるとすべてが意味のある出来事に変化する