行動語録　その６０２　忙しいの本当の意味　

「忙しい」とは「心を亡くす」なんてことをよく聞く。
確かに忙しいときにはさっきまで思い浮かんでいたことをすっかり忘れてしまうこともある。
また忙しさにかまけて、本当に大事なものを見失ったりすることも。

だが、忙しいというのは何も悪いことではない。
忙しいときの全てが心を無くしているというわけではない。

私は忙しいときには
「なんて自分は充実した生活を送っているんだ」
と感じるようにしている。

これは、独立当初は仕事が無くてどうやって一日を過ごそうか、なんていうことを経験したせいかもしれない。
あのころは、昼間営業と称して外に出たはいいけれど、それもすぐに終わり。
夕方まで古本屋でマンガの立ち読みをしていたほどだ。

では今はどうか。
おかげさまで研修が二本重なり、その後会合へ出席、なんて日もある。
またある日は、外の仕事は一本だが、メルマガなどの発行物を午前中にやらなければいけないという忙しさ。
だが、これも皆様あっての忙しさなのだから。

よく周りの人に
「お忙しいですね」
と言われることがある。

どのように返事をしようか考えていたら、先日知り合いからこんなよい言葉を頂いた。
「おかげさまで充実しています」

一生そう言って過ごしたいものだ。

行動語録　その６０２
忙しいのではない　それは人生が充実しているのだ