【コミュニケーション　宮崎　コンサルティング】相談にのるときのコツ　その２

宮崎でコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

私たちは相談を持ちかけられると、ついこう考えてしまいます。

「この人、困っているから私がなんとかしなくちゃ！」

親身になって相手の相談にのって、一緒に解決策を考える。
これが当たり前のように思っている人、多いんじゃないかな。
けれどハッキリ言います。これは大きな間違いです。

ほとんどの相談は「ただ話を聞いて欲しいだけ」なのです。
相談されたあなたの考えが逆に邪魔になったりすることすらあります。

じゃぁどう考えればいいの？
ただ話を聞いてあげるだけで十分なの？

はい、それだけで十分です。
さらに言えば、相談されたあなたは相手の身になって考えてはいけないのです。
これはどうしてか？

相手の身になる、というのは相談してきた相手と同じ視点に陥ることになります。
すると多角的な視点からその相談事を見ることができなくなってしまいます。

一番多いパターンが、相談者側だけの味方になってしまうこと。
ひょっとしたら相談者にも落ち度がある場合があります。
しかしそれを伝えずに、
「そうだよねー、わかるわかる」
といった言葉ばかりを伝えると、真の解決には到らないことが多いのです。

相談を受けたあなたがやるべき事、それは物事を客観的な視点から見て、起きている事実を相談者に伝え直すこと。
そしてあとはひたすら話を聞く。
これだけで相談者は自分で解決策に気づいていくものなのですよ。

 

 

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