立って行え【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

ワークショップなどを行うときに、グループを組んでその中でテーブルファシリテーターを決めて実施することがあります。

このとき、テーブルファシリテーターはどのような位置で行っているでしょうか？

ほとんどは他の参加者と同じく、椅子に座った姿勢で行っていると思います。

実はこの位置だとファシリテーターとしての中立性を保てなくなる危険性があるのです。

参加者と同じ視点に立つというのは大切なのですが、つい話題の中に入り込んで客観性を失ってしまいがちになります。

そうなると、ファシリテーターが引っ張りすぎてしまうことがあるのです。

それを防ぐためにも、ファシリテーターは会議の進行を立って行うとよいでしょう。

立って行うと、場を上から見下ろす形になります。

そうすることで、俯瞰（ふかん）的にその場を見ることができるのです。

俯瞰的に見ることで、今その場に何が起きているのかを、まるでテレビを見ているような感覚で客観視できます。

立って行う、となるとちょっと不自然にも見えますが。

それが不自然にならないためにも、記録をするための模造紙などを壁に貼って行うとよいでしょう。

ファシリテーターが記録係りを兼ねれば、何の問題もありません。

そして、参加者の一人として意見を言いたい時には座って発言をするとよいでしょう。

そうすることで、ファシリテーターと参加者の一人二役を使い分けることが意識的にできるようになります。

ぜひ積極的に立って進行を行ってみてくださいね。
 

 

ファシリテーションや会議の指導・運営については、お気軽にお問い合わせください。

オンラインでのリモート研修も実施しています。