客観的に詳細に伝える【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

目の前の相手にフィードバックの言葉を与えるときに、ついこんなふうに言ってしまうことがあります。

「あ、その言い方、ちょっと良くないよ」

さて、一体何がどのように良くないのでしょうか？

言われた相手はそれがさっぱりわかりません。

わからないから、どこをどのように改善すればいいのかが全く理解できない。

理解できないから結局以前のまま。

これではフィードバックの意味がありませんね。

 

フィードバックの三原則の一つ「客観的に詳細に伝える」というのは、相手がどの部分をどのように改善すればよいのかを気づかせるのを促すことなのです。

「あ、その人に命令するような口調は相手を怒らせるかもしれないから、あまりいいとは思えないな」

こう言われれば、自分の言い方が知らず知らずのうちに命令口調になっていたんだな、というのが理解できます。

おそらく言われた人は、それ以降自分の言い方を気にするようになるでしょう。

これがフィードバックの狙いです。

大事なのは気づかせることですから。

気づけば変わるのです。

だからこそ、フィードバックを与える側が大事にしなければいけないことがあります。

それが「相手をしっかりと見ること」です。

相手をしっかりと見て、何がおかしいのかを見極めること。

そしてそのことを客観的な視点で詳細に伝えること。

これを意識し始めると、人間観察が徐々に面白くなってきます。

こうやって人に興味をもつことも、コミュニケーションではとても大事なことですよ。

 

 

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