誘導か、促しか【ファシリテーション 宮崎 オンライン リモート 研修】
2022/12/11
宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。
ファシリテーターになったときに、よく聞く悩みがあります。
それは「自分の意見を言ってはいけないのか」ということ。
これについては、参加者として発言をするときには、周りに断りを入れてから参加者としての立場になって、発言し終わったらファシリテーターに戻りなさい、とお答えしています。
しかし、時と場合によっては進行に対して道筋を促さなければいけない時があります。
たとえば、ある案に対して賛成意見ばかりで反対意見が出ない。
一見すると合意がとれているように思えるけれど、ファシリテーターの目線から反対意見は出尽くしているのかと疑問に感じる。
そんなときに
「反対意見はもっと出さなくてもいいのですか?」
と促しをかけてみる。これも必要なことです。
ところが、これはいい方がまずいと「誘導」に聞こえてしまうこともあります。
ファシリテーターは反対派なのかな?
と疑問に思う人もいるかもしれません。
こういう場合の促しの言い方はどうすればいいのか?
ここでお勧めの言い方があります。
「反対意見が少ないようですね。
もっと出してみるのはいかがですか?」
これ、さっきとどこが違うのか?
まず客観的に「反対意見が少ない」という事実を述べます。
そのあとに提案の形で促してみるのです。
これだと参加者の納得性が高まります。
まずはファシリテーターがなぜそう思ったのかの事実を伝える。
ここがポイントです。
これなら誘導に聞こえずに意見を促されていると感じてくれるでしょう。
ぜひ意識をして使ってみてください。
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