どこかで損切りを【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議をやっていると、つい議論に集中してしまい、気がついたら時間が経っていた、なんてことがよくあります。

ただし、その議論によく耳を貸してみると、本題とは違ったことを話したり、徐々に意見がずれていったり、なんてことも多いのではないでしょうか。

私がよく参加していた、ある会の理事会。

ここでも同じことが起きていました。

話が徐々に本題からずれていくのですが、出て来る意見は雪だるま式にずれていく方向に向かっていくのです。

けれど、私が進行役をやっていたわけではないので、あえてその場を見守っていました。

結果的に時間だけが過ぎていき、いつも時間が伸びてしまうという会になっていたのです。

そんなときにファシリテーターはどうしなければいけないのか？
私は「損切り」をオススメします。

損切りとは、これ以上持っていると損をしてしまうと判断したときに、損を覚悟でやめてしまうこと。

今回は「時間」という損を無理やり取り戻そうとせず、思い切って会話を切ってしまいましょう。

「その話は本題からそれていますので、そろそろ本題に戻しましょう」

 

ファシリテーターは、このセリフを言うだけの勇気が必要です。

そうしないと、本来の目的・目標にはたどりつけませんから。

ファシリテーターは会議の交通整理役。

赤信号で不用意に飛び込んでくる意見を、シャットアウトすることも必要です。

そのために、時間というものの損切りポイントをしっかりと意識しておきましょう。
 

 

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