理解不能な言葉だからこそ【ファシリテーション 宮崎 オンライン リモート 研修】
2023/05/01
宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。
会議の場で、時々目にするのが「理解不能な言葉を発言する人」です。
例えば、なんらかの問題解決会議をやっているのに、突然
「そう言えばこの前、こんなことがあって嫌な思いをしたんだ」
と怒り出す人。
会議の目的とは全く関係ない、意味のない発言です。
理解不能な言葉とは、このように会議の目的とは大きく外れ、主に自分の感情にまつわるエピソードを突然話し始めるような場合が多いです。
こういった場合、ほとんどがこんな対応をするのではないでしょうか。
「それは会議とは関係ない話ですから、別のところでお願いします」
確かに会議の目的とは異なるため、発言としては意味をなさないかもしれません。
が、そのまま放置しておくのも実は危険なのです。
そもそも、どうして突然そんなことを言い始めたのか。
その人の感情のスイッチを入れたものは何だったのか。
それを把握しておいた方が良い場合もあります。
「どうしてそう思ったのですか?」
と、一言声をかけてあげると、実はその発言の奥には会議の目的に沿った経験が潜んでいる可能性があります。
そうなると、その経験が逆に問題解決のヒントになり得るかもしれません。
人の感情は、突然湧き起こるように思えますが、何らかの言葉や出来事がヒントになって出てくるものです。
だからこそ、一見すると理解不能な言葉にも意味があるものなのです。
会議での発言、これは無視をせずにちょっとだけ取り上げてみてあげてください。
いいヒントがあるかもよ。
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