計画通りに進まなければ【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

会議を行う際、事前にプロセスを考えて、時間配分を決めて取りかかると、スムーズに進むものです。

ところが、会議というのは思ったように進まないことの方が多いのではないでしょうか。

もちろん、ファシリテーターの場を仕切る能力にもよりますが。

「私、ファシリテーター初心者だから、どうすればいいかわからなくて」

 

そんな相談を受けることもあります。
そんな時、私はこうアドバイスをしています。

「まずは目的と目標を見つめなおして。

　それを参加者にもう一度伝えてみてください」

というのも、時間通りに進まない原因の多くは「脱線」によるものだからです。

気がついたら別の話に夢中になっていた、というもの。

それを元に戻すことが先決だと私は思っています。

そのために、会議の目的・目標を再認識してもらい、参加者の自覚を促します。

とはいっても、すでに予定時間をオーバーしている。

そんな時には迷わず「時間の短縮」を行います。

例えば１０分間ブレインストーミングで意見を出してもらうところを、７分、場合によっては５分に短縮するとか。

また、意見をまとめる段階で、本来ならば参加者の意図を尊重するところを、ファシリテーターが提案をして「こんな感じではいかがですか？」と促す、など。

ファシリテーターは本来、プロセス（進行）にのみ関与し、コンテンツ（中身）には関与しないのですが。

多くの会議の場合、ファシリテーターも参加者と同じく、会議の当事者であることが多いですから。

ここで自分の意見として発言しても大丈夫ですよ。

そもそも、計画の段階でそれぞれに時間の余裕を持たせて設計することが一番のコツですね。

あとは焦らず、気持ちに余裕を持って会議に臨みましょう。
 

 

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