マナーは理屈ではない【コミュニケーション　宮崎　研修　オンライン リモート】

宮崎やリモートでコミュニケーション指導のコンサルティングを行っているユーアンドミークリエイトから、コミュニケーションに役立つ情報をお伝えします。

 

世の中には「マナー」と言われている行儀作法や立ち振る舞いがあります。

例えば、人に会ったら挨拶を交わす。

これは当たり前のことですよね。

これをしないと、相手に不快な思いをさせてしまう。

そうしないようにするのがマナーと言われているものです。

ところが、世の中にはとんでもないマナーを唱える人もいます。

私がびっくりしたのは、お酒をつぐ徳利。

注ぎ口を上に向けて注ぐのがマナーとテレビで紹介されたことがあるそうです。

これはどう考えてもおかしいですよね。何のための注ぎ口なのか？

どうやら起源は戦国時代らしいのですが、今は時代が違いますから。

こういった屁理屈的なマナーには、「心」がどこかに飛んでいってしまっているものもあります。

 

そもそもマナーとは、相手に不快な思いをさせず、お互いに気持ちの良い関係をつくるためのものです。

一方的な屁理屈はマナーと言えないのではないでしょうか。

現代的な不可解マナーとしては、ハンコを押す時にお辞儀をするような形で傾けなければいけない、なんていうのもあります。

そうしないからといって不機嫌になるなんていう人は、よほど心の狭い人じゃないかな、と私は思います。

マナーはお互いが気持ちよく接するためのものです。

まずは生活における、基本的なことをマナーとしてとらえてみませんか？

約束の時間を守る、呼ばれたら返事をする、悪いことをしたらきちんと謝る、などなど。

細かい屁理屈的なマナーを覚えるよりも、社会人として、いや人としての基本をきちんと守っていきましょう。
 

 

組織のコミュニケーション指導やコンサルティングは、お気軽にお問い合わせください。

オンラインでのリモート研修も実施しています。