個人の意見を総意と比較する【ファシリテーション 宮崎 オンライン リモート 研修】
2023/07/16
宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。
会議の中で「それってどうなの?」というような意見を出しちゃう人、いますよね。
例えば、今はあることをするべきかどうか、という議論をしている時に
「それよりも、こっちを優先すべきじゃない?」
などと、目的から外れた意見や、否定的な意見を出してくる人など。
さて、こういう意見が出た時に、ファシリテーターとしてどのような振る舞いを行っていますか?
「それは目的から外れているので、今言うことではないですよ」
などと注意をしてしまうと、意見を言った人は機嫌を損ねてしまうかもしれません。
こういうときは、相手の意見を否定せずに受け止めつつ、上手に言い換えをしてみるといいですよ。
「なるほど、そちらを優先したいという意見ですね。
(意見を繰り返すことで一旦受け止めます)
それはつまり、◯◯さん個人の意見として受け止めてよろしいでしょうか?
これがみなさんの総意であれば、議論の方向性を変えるのも一つの手ですが」
これは、その意見はあくまでも個人的な感情論から生み出されたものですよね、ということをやんわりと言い換えたものです。
会議の場というのは、一人ひとりの意見も大切なのですが、全体の総意というのも大切なものです。
一人の意見を頭から否定せず、気づきを促すような言葉に変えてみましょう。
中にはひょっとしたら「◯◯さんの言うとおりだ」と考え方を変える人もいるかもしれません。
この場合はその場で多数決をとって、進め方を変えるという決断も必要になるでしょう。
個人の意見を尊重しつつ、総意と比較を忘れずに。
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