リモートと対面ファシリテーションの違い【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

リモートファシリテーションと従来の対面型のファシリテーション。

一体どんな違いがあるのでしょうか？

基本となるファシリテーションの技術、考え方についてはリモートであっても対面であってもそれほど違いはありません。
しかし、大きく違うのは、リモートは

「その場の空気が読みづらい」

という点になるでしょう。

 

例えば、発言を促した時に、対面型だと参加者の顔色やしぐさをうかがいながら、発言したい人がなんとなくわかるもの。
けれどリモートになると、画面越しにはその雰囲気がなかなか伝わらないものです。

その結果、発言を上手に促せないということが起こりえます。

 

また記録方法も大きく変わってしまいます。
ホワイトボードを画面いっぱいに映し出す、というアナログ的な方法もありますが、画面越しだと見づらかったりするものです。

そのため、オンラインツールにある共有ホワイトボードや、パソコン内のアプリ画面を共有して記録を取るという方法が考えられます。

そうなると、今までのような自由な記述がむずかしくなることもあります。

 

さらに、デジタルで記録を取ろうとすると、進行役が記録役を兼ねるというのが難しくなります。

ホワイトボードだと進行役が発言を確認するための復唱をしながら記録できますが、キーボードで文字を打ち込みながら復唱するのはまず無理です。

発言する人が、つい長々と話をしてしまう、ということも考えられます。

これはリモートだと発言者も空気を読みづらいので、独壇場になってしまうから。

これらの違いの克服方法を次回からお届けします。
 

 

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