点数をつけて優先順位を決める【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

宮崎やリモートのオンライン研修で会議・ファシリテーション指導をしているコンサルタントがお届けする会議のコツです。

 

前回は基準軸を二つ考えて、優先順位をつける方法をお伝えしました。

しかし、基準軸が二つでは足りないケースもあります。

例えば「難易度」も分解をすると「コスト」「必要人員」「とりかかり時間」などいくつかの要素が考えられます。

こういったところまで考慮して優先順位を付ける場合、点数を付ける方法がいいでしょう。

点数の付け方も二種類あります。

一つは満点を５点にして、それぞれで点数化をする方法。

もう一つは、選択肢が６つあるのであれば、それぞれの項目で順位をつけて最大点数を６点、以降は５，４，３…と点数を付ける方法です。

これはどちらの方法をとってもいいのですが、結果的にそれぞれの項目に対して点数の大きなものから優先順位をつければよい、という考え方です。

この点数をつけて優先順位を決める場合には、必ず表にしてまとめてみましょう。

そうすることで誰が見ても「これが一番だな」と納得できる意見になるからです。

「項目ごとに点数をつけても、コストの重みと時間の重みは違うんじゃないかな」

そういった考え方が発生することもあります。

その場合は、コストの方に重みを起きたければ、コストの点数を１．５倍とか２倍とかにして計算するといいでしょう。

こうすることで全体のバランスを取りながら点数化をしていくと、より納得感の高いものになります。

点数をつけて優先順位を決めるやり方は、ちょっと複雑になるので、しっかりと基準軸を決めてその重みを事前検討してから行なってくださいね。
 

 

ファシリテーションや会議の指導・運営については、お気軽にお問い合わせください。

オンラインでのリモート研修も実施しています。