行動語録　その４６６　チームで一緒に走っていくために

ここ数回はチームで行動することの意味を伝えている。
だが、一度チームを組んでみるとわかるが、これがなかなかうまくまとまらない。

最初は意気投合して
「よし、やるぞ！」
と気合いが入るものの、時が経つにつれて不平や不満がだんだんと顕わになってくる。
挙げ句の果ては一年を待たずして解散、などという事も多い。

解散にならないとしても、リーダー格に不満を持ちつつ仕方なしに行動する者も多いはずだ。
ほら、あなたが今勤めている会社に対してそうなっていませんか？

これは一体どうしてか？

簡単なことである。
チームとしての目的と目標が明確でないか、浸透していないかのどちらかだ。

全員のベクトルが合っていれば、こんな事は起こらない。
不満が出たとしても、それは建設的な話し合いによって解決し、さらに次の行動を導き出すことができる。
しかし、ベクトルが合っていないと個人の思いだけで走ってしまうので、自分のやり方以外は認めようとしなくなる。

チームを組む際にまずやらなければならないこと。
それは目的と目標を明確にし浸透させること。
それが判断の基準となり、各自が思い思いに行動しても一つのゴールに向かうことができる。

これがチーム行動のコツである。

行動語録　その４６６
チームで行動する前に、そのチームの目的と目標を明確にしておくこと