スクリーンにドーンと映る謎の影!?プロジェクターの「人体影絵」から始める温かい対話のつくり方
2026/10/25
こんにちは!ユーアンドミークリエイト代表取締役の古賀弘規です。宮崎でコーチングやファシリテーションを通して、人と人、組織の温かい対話の場づくりをお手伝いしています。
みなさん、会社での会議や研修のとき、こんな経験はありませんか?
熱心にスライドの説明をしている最中、ふと振り返るとスクリーンの大切な文字の上に、自分の頭や手の形がくっきりと影になって映り込んでいる……。
そう、研修・会議の「あるある」としてお馴染みの、プロジェクターによる「人体影絵」現象です!
【熱意があるからこそ起きてしまう親しみやすい珍事】
「あっ、すみません!邪魔で見えにくかったですよねぇ!」なんて言って慌てて横に避ける。プレゼンターや講師をやったことがある方なら、きっと一度は経験したことがありますよね。
実は私自身も、ファシリテーターとして駆け出しの頃や、熱が入った研修の現場で、何度この「人体影絵」を作ってしまったかわかりません。
後から思い返すとちょっとクスッと笑ってしまう場面ですが、これって実は、プレゼンターの「伝えたい!」という熱意が溢れている証拠でもあるんですよね。
「この素晴らしいデータをみんなに届けたい」「このポイントをどうしても理解してほしい」という一生懸命な思いがあるからこそ、無意識にスクリーンや受講者のみなさんにグッと近づいてしまうんです。
ですから、もし影を映してしまっても自分を責める必要はまったくありませんよ。まずはその熱意を持っている自分自身に、拍手を送ってあげてくださいね。
【影ができる理由は「近づきすぎているから」】
でも、ファシリテーターやコーチの視点から少し深掘りしてみると、この「人体影絵」にはコミュニケーションについてのとても大切な気づきが隠されていることに気づきます。
プロジェクターの光とスクリーンの間に自分が入り込んでしまうと、どんなに素晴らしい資料を用意していても、参加者には肝心な部分が見えなくなってしまいますよね。
これって、日常の職場のコミュニケーションやリーダーシップの現場でも、同じようなことが起きていないでしょうか?
「よかれと思ってアドバイスをしすぎて、相手が自分で考える隙間を奪ってしまう」
「自分が前に出すぎて、参加者が主役になれる場を隠してしまう」
一生懸命になればなるほど、自分の存在や主張という名の「影」が大きくなり、本当に見せたい「相手の未来」や「会議の目的」を覆い隠してしまうことがあるんです。
【一歩引くことで、相手の視界がパーッと開ける】
プロジェクターの影を消す方法は、とてもシンプルですよね。
そう、プレゼンターである自分が「ほんの少し、一歩横に引くこと」です。
自分が少し横に移動するだけで、光はしっかりとスクリーンに届き、参加者全員が資料の全体像をクリアに見ることができるようになります。
ファシリテーションやコーチングで大切なのも、まさにこの「一歩引く勇気」なんです。
自分の意見をどんどん主張するのではなく、あえて一歩引いて、じっくりと参加者の表情や言葉に耳を傾けてみる。
「あなたはどう思いますか?」「このデータを見て、どんな可能性を感じますか?」と問いかけを投げかけたら、自分は影にならない場所で見守る。
そうすることで、参加者一人ひとりが主役となり、スクリーンに映し出された課題や未来に向かって、自分たちの頭で考え、動き始めるようになるのです。
【失敗も笑顔に変える、温かい場づくりの魔法】
もし次に、プレゼンや研修の最中に「あっ、人体影絵を作っちゃった!」と気づいたら、ぜひチャンスだと思ってくださいね。
照れ笑いを浮かべながら、「おっと、熱が入りすぎて影になっちゃいましたね。一歩引きますね!」と、明るく言葉にしてみてください。
その一言と小さなアクションだけで、会場にはフッと和やかな風が吹き、参加者との距離が一気に縮まるはずです。
完璧を目指してガチガチになるよりも、ちょっとした失敗を温かい笑顔で包み込み、みんなが発言しやすい空気を作ること。それこそが、素晴らしいファシリテーションの第一歩なんですよ。
自分の「影」に気づいたら、そっと一歩引いてみる。
その優しさとゆとりが、あなたの会議や研修をもっと実り豊かで、笑顔あふれる素敵な時間に変えてくれますよ。
今日も宮崎から、みなさんの温かい対話と挑戦を心から応援しています!
ユーアンドミークリエイト代表取締役の古賀弘規でした。また次回もお楽しみに!
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