思いを数値化する【ファシリテーション　宮崎　オンライン　リモート　研修】

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何かを選択して決めようと思ったとき。

その判断基準ってどうしていますか？

 

何が良くて何が悪いのか、それを個人の感覚で決めて多数決を取る、なんて方法が普通だと思います。

しかしその場合、何を判断基準として決定するのかが今ひとつ不明確。

なんとなくいいから、とか、権力を持った人の意志に従う、なんてこともありがちです。

ではどうすればいいのか？

そこで登場するのが「思いを数値化する」という考え方です。

思いを数値化するってどのようにすればいいのでしょうか。

やり方を説明しましょう。

 

まず、今話し合っていることの目的を明確にします。

そして、判断基準となるための材料を出し合います。

これは目的に対してメリットとなるような要因をブレインストーミングで出し合うといいでしょう。

次に、選択する項目に対して、メリットがどれだけ含まれているのかを見ていきます。

例えばＡ案だったらメリットが５つ含まれていて、Ｂ案だと７つ、Ｃ案は４つ、というように見ていくのです。

すると結果は一目瞭然。

メリットの数が一番多いものを選べば、みんなが納得した結果になります。

ここで大事なのは、目的に対してメリットとなるような要因をもれなくしっかりと出せるか、です。

また逆にデメリット要因をマイナス点として出して、双方の観点から見ていくという方法もあります。

このようにして思いを数値化すれば、個人の感覚で選ぶ場合と異なり合意を取りやすくなるのです。

この方法は多数決より合理的なので、ぜひお試しください。
 

 

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